不動産の販売時、残置物はどう扱うべき?トラブルを避ける方法と効果的な売却手法とは?



みなさんこんにちは。KEIAI名古屋長良不動産センターの加藤です。


本日のブログは不動産の残置物の扱いについてお話させて頂きます。

残置物の処理は、一般的に、物件の売却時には、売主の責任となります。

ただし、この認識は売主と買主間で必ずしも一致していない場合があり、そこから問題が生じることがあります。例えば、売主は買主が処理を行うと考えている一方で、買主は売主が処理を行うと考えているといった認識のずれが発生することです。

そのため、このような問題を避けるためには、売主と買主が事前に明確にこの点について話し合うことが重要となります。また、残置物の取り扱いについては、売買契約書に記載しておくことも有効です。

売買が完了した後に、何か問題が発生しないようにするためにも、事前に残置物の取り扱いについて両者間で確認しておくべきです。これにより、未然にトラブルを防ぐことができます。



自分で直接行うor専門業者に依頼


残置物の処理には、基本的に二つの方法があります。一つは、ご自分で直接行う方法、もう一つは、専門の回収業者に依頼する方法です。これらは先に触れた通りです。

ご自分で行う場合、レンタルの軽トラックを使って一括でごみ処理施設に運ぶことが可能です。ただし、電子機器やパソコンなどは、一般的なごみ処理場での受け入れが難しいため、リサイクルショップを活用すると良いでしょう。

専門業者に依頼する場合、その費用は様々です。そのため、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。

どちらの方法でも、不動産の販売にはプラスの影響を与えます。物件がきれいになり、潜在的な買主の購買意欲を刺激することでしょう。加えて、ハウスクリーニングを行うなどして物件をより魅力的にすると、早く売却できる可能性が増えます。

このように、適切な処理を通じて残置物を取り除くことは、不動産売却において一定の利点を持つと言えるでしょう。



残置物の処理が不要になるケースもある


これまで私が述べてきた売却方法は、不動産業者を介して買主を見つける一般的な仲介方法です。しかし、不動産業者自身に直接買い取ってもらう買取方式も存在し、この場合は残置物の処理が不要になることがあります。

言い換えれば、不動産の買取は、残置物を手掛けずに販売可能な方法となります。ここで、残置物の処分は不動産業者が負担します。

不動産業者には残置物のある不動産を買い取る経験が豊富で、専門の処分業者との連携もあります。加えて、まだ使えるエアコンや照明器具が残っていれば、そのまま再利用することも可能です。

その後、リノベーションを行い、新たに不動産を市場に出します。このように、買取は不動産業者にとっても利益をもたらすため、残置物があっても買取を行う可能性は高いです。

売主にとっても手間が省けるため、買取は選択肢として考慮に値します。

残置物について、不動産のご相談、買取に関しては、KEIAI名古屋長良不動産センターまでお問い合わせください。




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加藤 恭平

資格:宅地建物取引士・相続診断士

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